むかしむかし、天帝という神様が星空を支配していたころ、天の川の西の岸に、織女(しょくじょ)という天帝の娘が住んでおりました。織女は機織り(はたおり)がたいへん上手で、彼女の織った布は雲錦と呼ばれ、色も柄も美しく、丈夫で着心地も軽い、素晴らしいものでした。
7月7日は新暦の七夕(たなばた)。
七夕は年に一度、おり姫星(織女星、西洋風には、こと座のベガ)と、ひこ星(牽牛星、西洋風には、わし座のアルタイル)が天の川をわたって会うことを許された日とされています。
さて、皆さんは、どのような願いを短冊に書くのでしょう。
今年は、おり姫星・ひこ星に想いをはせながら空を見上げるロマンチックな気分を味わってみませんか?
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